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第17回原子衝突セミナー案内
行事委員会
日程:
    3月30日(火)     3月31日(水)     4月1日(木)  
 1限 10:00〜11:30  - 講義A 講義A
昼食 (11:30-12:30)
2限 12:30〜14:00 講義A 講義A 特別企画1
3限 14:15〜15:45 講義B 講義C
4限 16:00〜17:30 講義B 講義C
※スケジュールは多少変更の可能性あり。
会場: 日本大学理工学部駿河台校舎1号館133教室
〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14 1
アクセスマップ(http://www.cst.nihon-u.ac.jp/access/access.html

JR中央・総武線「御茶ノ水」駅 下車徒歩3分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 下車徒歩3分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅 下車徒歩5分
キャンパスマップ(http://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/index.html
主催: 原子衝突研究協会
内容:  主に原子衝突と関連領域の大学院生・若手研究者を対象とした大学院レベルの講義。意欲ある学部学生の参加も歓迎。講義は、基礎的・包括的な内容の講義A(90分授業4時限分程度)と、最先端の研究例を学習する講義B・C(同各2時限分)からなる。参加者には講義ノートを配布。
 
(講義A)   大谷俊介先生 (電気通信大学レーザー新世代研究センター)
「多価イオンの科学」
概要:  元素の発見を目指した天体観測の中で多価イオンは発見された。そして、多価イオンのスペクトル線の解釈は量子物理学の建設と発展に貢献した。一方、人類夢の研究と言われた核融合発電の実現を目指す開発を通して、高温プラズマの生成と閉じ込めの技術が発達し、その中に必然的に含まれる多価イオンに注目が集まり、その研究が飛躍的に進展した。現代の「多価イオン科学」の研究は以下の興味のもとに進められている。ひとつは相対論、量子電磁力学的効果が強く現れる原子構造などを詳細に調べる原子物理学の基礎的研究であり、他のひとつは多価イオンのもつ興味深い反応性に着目した物質との相互作用を調べる物理化学的研究である。その中で特に低速イオンと固体表面との相互作用は、バラエティが豊富なことと各方面への応用が期待されるため、近年活発な研究が行われている。
 本講では多価イオンの発見を含む天体と地上のプラズマの観測と多価イオンの研究を促進させたイオン源開発の歴史を概観し、多価イオンの原子物理学と物質との相互作用の研究についていくつかの事例を選び、その基礎的な内容と先端研究の現状を紹介する。
(講義B)  渡辺 昇先生 (東北大学多元物質科学研究所)
「高速電子散乱で探る分子の電子状態」
概要:    ボルン近似が成立する高エネルギー条件下での電子非弾性散乱は、原子・分子の電子状態を調べる上での強力なプローブとして知られており、これまで数多くの研究が行われてきた。講義前半では、オーソドックスな電子エネルギー損失分光を中心に幾つかの研究例を取りあげ、電子非弾性散乱の分子科学への適用について概説する。後半では、標的電子軌道を運動量空間において直接観測する手法として発展してきたbinary (e,2e)分光(電子運動量分光)に関して、その原理と最近の研究成果を紹介する。
(講義C)  森下 亨先生 (電気通信大学量子・物質工学科)
「アト秒スケールでの原子・分子の振舞」
概要:  より速い自然現象の理解と制御"を目指して短パルスレーザーの開発とその応用研究が盛んに行われています。今世紀に入り,パルス幅はフェムト(10のー15乗)秒領域を超え,アト(10のー18乗)秒領域へ突入しました。現時点では約80アト秒の単一パルスが生成されるようになっています。アト秒は原子内電子の軌道周期の典型的な時間スケール(水素原子の基底状態の古典的周期は150アト秒)であり,こうしたアト秒パルスの登場は,原子や分子内の電子状態の実時間領域で観測,さらには電子状態の制御といった原子・分子・光(AMO)科学の新しいパラダイムが開けたことを意味します。
 講演では,こうしたアト秒パルスの生成,測定法,アト秒パルスを用いた原子内電子相関の実時間分析,分子の超高分解能イメージングといった応用,そしてアト秒科学のこれから等についてお話します。
(特別企画1)  「私はこれで博士を取りました。」
首都大学東京大学院理工学研究科 大橋隼人博士
(電気通信大学・レーザー新世代研究センターPD)
「多価重イオンの電荷交換分光」

上智大学大学院 理工学研究科 加藤英俊博士
(上智大学理工学部PD)
「電子・分子衝突における共鳴性振動励起過程の研究」
懇親会:
  2日目講義終了後、18時より
会場: 理工学部5号館1階食堂
(会費別途:学生2,000円、一般5,000円を予定)
参加費: (配布する講義ノート代を含む)
  協会会員 協会非会員
学生 無料 2,000円
一般 1,000円 3,000円

※遠方からの学生会員および当日入会予定者(但し、事前連絡済み)には若干の旅費を補助。詳細は事前に問合せのこと。
参加申込方法:
  行事委員会(AC-organizer_@_bunken.co.jp("_@_"を "@"にしてお使いください))までEメールにてお送り下さい。
Eメールの題名は"原子衝突セミナー参加申込"とし、そのメール本文中に、
  1. 氏名
  2. 所属
  3. 身分
  4. 原子衝突研究協会の会員・非会員の別
  5. 連絡先(TEL、E-mail)
  6. 懇親会への参加の有無
の情報を全て記入してお送り下さい。

※事前登録にご協力下さいください。
※参加費は(懇親会に参加される方は懇親会会費もあわせて)、セミナー当日に現地受付にてお支払いください。
事前参加申込締切:
  2010年3月26日(金)
問合せ先:
  木野康志:
〒980-8578 仙台市青葉区荒巻字青葉
東北大学大学院理学研究科 化学専攻
TEL: 022-795-6596, FAX: 022-795-6597
E-mail: kino-@-mail.tains.tohoku.ac.jp
("-@-"を "@"にしてお使いください)

以上
行事委員会:

石井邦和(奈良女大)
大槻一雅(電通大)
北島昌史(東工大)
木野康志(東北大、委員長)
佐甲徳栄(日大)
城丸春夫(首都大)
長嶋泰之(東京理科大)
中村信行(電通大)
中村正人(日大)
日高 宏(北大)
渡部直樹(北大)
渡辺 昇(東北大)