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KEK PF 第1回 先進的観測技術研究会-局所構造 解析,イメージングの最前線- 開催のご案内


近年の観測技術の進展は目覚ましいものがあり,今まで不可能と思われてきた事が当たり前のようになってきている。一方,先端的技術
であるが故,部外者が入りにくかったり,他の研究分野から見えにくくなっている点も否めない。しかしながら,近未来の観測技術の発展には,
広く先進的観測技術の現状を知るとともに,その上で議論することが必須と言える。また,現在の観測技術の相補利用によるブレークスルー
も期待されるところである。そこで本研究会では,テーマごとに先進的観測技術の第一線で研究されている若手研究者を集め,先進的観測
技術の現状と,今後の展望を議論したい。
 第1回は,「局所構造解析,イメージングの最前線」として以下のように開催することとなりました。本研究会は,放射光分野に限らず将来の
研究の方向性を考える良い機会となると思います。師走のお忙しいところですが,是非ご参加頂ければ幸いです。


主催: 放射光科学研究施設
共催: PF-UA
開催日: 2012年12月26日(水)
開催場所: KEK 研究本館 小林ホール
参加費: 無料
参加申込方法: ホームページ(http://pfwww.kek.jp/pf-seminar/AOT1/ )にある参加フォームよりお申込み下さい。
旅費もなるべくサポートさせていただきますが,予算に限りがあるため,ご希望に添えない場合もあります。予めご了承ください。  


研究会プログラム
13:00-13:20 「はじめに -次世代の放射光源:ERLが目指す先端的観測技術-」
野澤俊介(KEK)
局所・表面構造解析の最前線
13:20-14:00 「オングストロームビーム電子回折法による金属ガラスの局所構造解析」
平田秋彦(東北大学原子分子材料科学高等研究機構)
14:00-14:40 「X線中性子PDF解析による結晶性物質の局所構造解析」
樹神克明 (JAEA・量子ビーム応用研究部門
14:40-15:20 「反射高速陽電子回折 (RHEPD)法による物質最表面構造解析」
深谷有喜 (JAEA・先端基礎研究センター
休憩 (15:20-15:40)
イメージングの最前線
15:40-16:20 「コヒーレントX線回折を利用したイメージング研究」
高橋幸生(大阪大学)
16:20-17:00 「光学顕微鏡で生細胞の内部を観て測る」
渡邉朋信(理研・生命システム研究センター)
17:00-17:40 「高速AFMによる生体分子のダイナミクス解析」
内橋貴之(金沢大学・理工研究域・バイオAFM先端研究センター)
17:40-18:20 「X線自由電子レーザーによる生体高分子の高分解能構造解析法に向けて」
徳久淳師 (理研・XFEL計画推進本部)
懇親会 (ビールとワインの美味しいお店 19:00-)
※つくばセンター付近,KEKからお店までバス送迎有

先進的観測技術研究会実行委員
足立純一,足立伸一,雨宮健太,篠原佑也(東大・PF-UA),清水伸隆,中尾裕則,野澤俊介,和田 健


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